日焼け止めを塗っても無駄なの?紫外線の影響と対策を実体験から

そろそろ紫外線が強くなってくる時期です。

って今この記事を書いてるのは5月なんですけど、紫外線の量が増えてくるのは五月頃かららしいですよ!

なので、今回は日焼けを気にされる方向けの記事となります。

今回の記事では
・テニスは日焼け止めしてても無駄なのか?
・日焼け止めでどれくらい軽減できるのか?
・どんな日焼け止めを使えばいいのか?
・おすすめの日焼け止めはどれか

といった具合に解説していきたいと思います!

世界中でコロナウイルスが猛威を振るっていますが、収束したらテニスを始めてみようって方も日焼け対策もしっかり考えてくださいね!

僕はテニスコーチ暦10年を超えて、過去はインドアテニススクールで働いてました。

そして、ここ数年はアウトドアのテニススクールで働いていてフリーで活動したりもしてますので外でのテニスが増えてきてますので、両方を経験した上でこの記事を書いてますからある程度信憑性があるのではないでしょうか?

テニスは日焼け止めを塗っても日焼けしちゃうの?

今回のタイトルのとおり、テニス中の日焼け止めは効果あるんでしょうか?

結論から言うと、

日焼け止めの性能をしっかりと理解することと塗り方を覚えておく

ことによって結果が全然違ってきますね!

以下で細かく解説していきます!

肌が日焼けして黒くなるメカニズム

肌が黒くなる原因はメラニンという色素が作られるからです

肌の深いところにはメラノサイトと呼ばれる細胞があり、

その細胞が紫外線を感知することによってメラニンが生成されるのがメカニズムとなります。

このメラニンの色が真っ黒クロスケなので、

肌の表層部まで出てきてしまうとシミとなって見えちゃうわけですねー。

ありがたいけど、はっきり言ってどこか行ってほしいですよね。

だけど、このメラニンは肌を紫外線から守る役割もあるので受け入れましょう笑

メラニンが作られないと大変なことになる

メラニンは身体を守る防衛本能なのです。

もしもメラニンがないと盾がないので肌の深いところまでダメージを負ってしまうわけですね。

そうなると肌が炎症を起こして水ぶくれになったり、典型的な例が皮膚ガンになってしまったりします。

ちなみに、

オーストラリアの人は70歳になるまでの間、3人に2人が皮膚ガンになってしまうようです。おそろしや。

まぁ、向こうの人はガンガン日焼けを楽しんでる印象でしたけど。

ちなみに僕がパースのテニスクラブに視察に行った際、

日中はスクールを活発にやっておらず、夕暮れ時くらいから大人のクラスがあるようなタイムスケジュールでしたね。。

日焼けの原因となる紫外線の量の推移

紫外線は5月頃から強くなるといわれています。

次のグラフを見てください。

※気象庁のデータより。

2019年の関東地方を観測してるデータによると、レッドゾーンとなる「紫外線が非常に強い」時期となるのは、

四月の終わりから九月の中旬ごろまでが非常に紫外線が強いということが分かります。

また、「紫外線が強い」時期は三月と十月なので

約8ヶ月間・・・一年の3分の2は強い紫外線の元で活動してることになります。

基本的にどの時期も日焼け止めは必要だと考えてもデメリットはないと思います。

ちなみに紫外線の強い時間帯は正午頃

紫外線の強い時間も覚えておきましょう。

紫外線はお昼頃からがマックスレベルとなります。


※参照URL http://www.5scene.jp/difficult/entry20865.html

細かい時間で言うと、

紫外線は10時からが活発になり11時から本気を出してくる。

15時以降はおとなしくなるということですね。

これは日中テニスをしてる方・・・主にテニススクールでは主婦が多い時間ですけど、まさしくピークの時間帯ですね!

学校がお休みで土日に部活でテニスをしてる学生たちも丁度な時間帯となってくるので気をつけないと肌が大ダメージになります。

紫外線にもタイプがある

そして、もうひとつ覚えておきたいのは紫外線にはa波とb波があります。

正確にはc波もあるようですが、地球には届かないようなのでこの辺は無視しちゃって言いと思います。

最初の方で説明してた症状はa波b波の仕業であり、特に気をつけたい厄介な方はb波となります。

この辺の詳細は後半で説明します。

日焼け対策をしない人は将来が怖い

脅かすようですけど、紫外線による健康被害を考えたらこれくらいの気持ちがあったほうがいいですね。

シーズンスポーツは一時的な日焼けなのでその時期だけ気をつければいいでしょうけど、

テニスはオールシーズン出来るスポーツになるので慢性的に紫外線を受けることになります。

無体策は加齢とともにやがて身体に症状となって現れるでしょう!

日焼けによる肌のタイプは6種類

日焼け止めを塗るにあたり、日焼けした後の自分の肌の特徴を知っておきましょう。

日本人に多いのは主に2種類だそうですが、日焼け後の肌タイプは6種類あります。

日本人に多いタイプは青色の枠のところです。

TYPEⅡの明るい肌色・TYPEⅢの中程度の肌色が多いのが特徴のようですね。

ちなみに僕をこのタイプ表に当てはめるとしたら、

TYPEⅢでしょうけど、日焼け後の肌反応はTYPEⅣって感じなのでちょっとした組み合わせで考えてもいいですね!

紫外線による皮膚への影響

紫外線を浴びて日焼けすると皮膚は赤くなるか黒くなるかのどっちかです。

黄色くなったり白くなったりする人はいませんよね笑

また、長期的なことで言うと

紫外線の影響でシミが出来て、肌のシワや老化が加速してきたりもあるでしょう。

日焼けして浅黒くなった肌は男性であれば男らしく、女性であれば活動的な印象を与えて健康的に見えますが、ほどほどにしておきたいところです。

そのツケはシミ・そばかすとなって30代以降出てきます。

実際に僕が屋外でテニスをし始めて3年目でシミが出てきました。。

周りはどう思ってるか知りませんが、

おそらく僕を含めてシミが出てきた人は結構気になる問題でしょう。

紫外線による髪への影響

日焼けによる影響は皮膚だけではないです。

髪にも当然あるわけですね!

どうなるかと言うと・・・

一言で言うと禿げる可能性が高くなるわけです。

特に夏は気温が高いのも相なって禿げてしまう負のサイクルが出来上がってしまうわけですね。

1.紫外線を浴びると頭皮(皮膚)が弱くなる

2.結果、頭皮が炎症を起こしやすくなる

3.結果、痒みやフケが発生して頭皮が更に弱る

4.結果、髪を生やすには良くない環境の頭皮になる

日焼け対策をしないと1.2.3.4のサイクルがずっと発生してしまうので

禿げやすくなるというのがわかっていただけると思います。

だから、

僕はコーチを始めてからは顔の日焼けと髪への影響を考えて常に帽子をかぶるように心がけています!

その甲斐あってか、いまだに髪の毛は健康そのもので、綺麗ですよ!

親父が禿げてますが、その遺伝は僕には来ないんじゃないかとさえ思っています。

なので、テニスをされる方は絶対に帽子をすることをおすすめします!!

※ちなみに、僕はあまりにも常に帽子をしているせいで生徒さんから禿げてるんじゃないかと疑われていたぐらいです。

紫外線による眼球への影響

アウトドアで仕事をするようになってからは目への影響も気遣い始めました。

っというのも紫外線をを浴び続けた目は白内障を引き起こすことが知られているからです。

僕はご高齢な生徒さんも教えてるのですが、白内障になってしまったり、過去に白内障の手術をしたという話を良く聞きます。

周りのベテランコーチからも「目の保護にサングラスかけたほうがいいよ」ってアドバイスを聞きます。

本当に一日中、紫外線を浴びるような環境であればまぶしいから着用するのではなく、

将来の健康のためにサングラスをかける習慣はあったほうがいいかと思います。

日焼け止めのSPFとかPAとかの意味

ここからは日焼け止めに関して説明していきます。

パッケージにSPFやPAと書かれているでしょうが、意味がわからず更に種類も多いのでどれがいいか困るかと思います。

SPFとは、先述の紫外線b波から肌を守る効果指数です

SPF○の数字が高いほど効果が高いです。

PAとは、紫外線a波から肌を守る効果指数なのです。

PAの横に 「+」 の表記が付くほど効果が高いです。

同じ数字にしてほしいですよね、なんで+の表記なんでしょうか。

・紫外線b波は短時間で肌に炎症をおこし(赤くする)、長時間かけてシミそばかすの原因を生成させます。

・紫外線a波は短時間で肌を黒くさせて、長時間をかけて肌の弾力性を失わせていきます(シワや老化)。

SPFとかPAの数値の強さはどういうことか?

ざっくり説明ですが、

例えば、SPF50という日焼け止めの場合

紫外線b波を浴びた際の、

何も塗らないで日焼けした場合と、SPF50を塗った場合を比較して

赤くなるまでの時間を50倍遅らせるという意味の数字になります

PAの+が多いほど

紫外線a波を浴びた際の

何も塗らないで日焼けした場合と、PAを塗った場合を比較して

黒くなるまでの紫外線量から守る効果が高い

どちらも効果の高いスペックを選べば紫外線から守れますが、

紫外線から肌を守るスペックの高い日焼け止めはその分

肌に負担をかけやすいという側面があります。

なので先述の日焼けタイプを考慮して

自分に合ったスペックをチョイスするのが重要なんですね。

日焼けすると肌が赤くなる人はどっちが重要?

タイプ表で考えると、タイプ1.2.3の人ですね。

紫外線b波を防ぐSPFを気にして、赤くなるレベルを考慮して数値を選ぶといいと思います。

日焼けすると黒くなりやすい人はどっち?

こちらはタイプ表で4.5.6の人ですね。

紫外線a波は肌を短時間で黒くさせる特徴(黒班)なのでPAを重視して、どの程度のレベルのものを選ぶか考慮しましょう。

意外と知らない日焼け止めを塗る時間と持続時間

そして、日焼け止めを最大限発揮させるためには塗るタイミングも気をつけたいです。

日焼け止めは使用後、30分後から利き始めて効力は二時間程度となっています

なのでテニスをするのであれば30分前に日焼け止めを使用して、

二時間以上する予定ならば運動後1時間半経過後にまた使用する を繰り返すといいですね。

更に効果を高めたいならば・・・

ソラレンという物質が多く含まれている柑橘系の食べ物・飲み物を朝に摂らないように心がけるといいです。

ソラレンは摂取してから2時間程度で最大7時間ほど紫外線吸収を手助けしてしまいます。

そしてテニスに限らず、スポーツ中であれば必ずといっていいほど汗が流れますよね。

そうなると日焼け止めは流れていき、効果が薄くなってしまいます。

なので日焼け止めはウォータープルーフの日焼け止めを選ぶようにしましょう

代表的な日焼け止めのタイプ

日焼け止めにもいくつかの製品タイプに分かれています。

代表的な特徴を軽く紹介していきます。

クリーム状の日焼け止め

クリームタイプは乾燥肌の人に合うタイプです。

保湿力と防水性を兼ね備えていることが多く、汗をたくさんかくスポーツにも使いやすいのでそういったことをする方におすすめといえます。

基本的には白色ですが、物によっては肌色のような製品もあります。

このクリームタイプ日焼け止めは以下のような特徴があります。

・100%自然素材
・9つの無添加

Point 1:UVカット最高指数「SPF50+PA++++」
Point 2:3種の植物オイルと6種の植物エキスで環境ストレスから肌を守る!
Point 3:ビタミンC誘導体配合で、ダメージ肌をケア!

公式サイトはこちらになります→ヴァントルテ

ジェル状の日焼け止め

ジェルタイプの日焼け止めは

主に透明で、使用後にべたべたさせたくない方向けの日焼け止めです。

伸びがいいので、腕や太もも等の広範囲に塗る際にとても楽です。


このジェルタイプ日焼け止めは次のような特徴があります。

Point 1:SPF50+、PA++++、最高値
Point 2:最新技術により、一般的なウォータープルーフ商品よりも非常に水に強い
Point 3:再乳化しづらく、白浮きを気にされる方でも安心して使える

公式サイトはこちらになります→ NALCパーフェクトウォータープルーフ

男性のために設計された日焼け止めもあります→ オトコの為の日焼け止め「ZIGEN」

スプレータイプの日焼け止め

スプレータイプは手軽に全身に使用できるので便利です。

しかし防水性のないものが多く、水に弱いため汗が多く出る部分には不向きかも知れません。

おすすめの部分は髪の毛等のクリームやジェル系が使用できないところがいいです


こちらのスプレータイプは以下の特徴があります。

Point 1:SPF35、PA++、紫外線をカットしながらも肌への負担を極力抑えた数値
Point 2:紫外線吸収財・合成香料・着色剤を使用していないので肌に優しい
Point 3:スキンケア成分63%と高配合+4つの美容成分入り

公式サイトはこちらになります→ エンジェルUVスプレー

テニスでも絶対に焼かない日焼け対策

以上のことから、

日焼け止めを正しく使用することで紫外線はある程度防げることがわかったかと思います。

ですが、テニスは屋外に長時間いることが多いですね。

さらに徹底的に日焼け対策をするなら

女性なら

・帽子(髪の毛の保護)

・サングラス(眼球の保護)

・フェイスカバー(顔の保護)

・アームカバー(腕の保護)

男性なら

・帽子

・サングラス

・アームカバー

は割とコートで見かけますので用意されるといいかと思います!

とにかく紫外線に直接さらされる面積を少なくしていくのが大事だと思います。

まとめ

・紫外線はa波b波で影響が違う

・日焼け後の肌には六通りのタイプがある

・日焼け止めは数値の強さから自分の肌タイプに適合しそうなものを選ぶ

・日焼け止めのタイプはクリーム、ジェル、スプレーが代表的なのが多い

・徹底的に日焼け対策するなら日焼け対策グッズを併用する

以上になります!

長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする