テニスのフォアハンドストロークを打つ時のいくつかのコツを書いていきます。
全てを一度に意識しなくてもいいので一つ一つ確実に身体に染み込ませて無意識で出来るくらいになるまで反覆練習です!
目次
フォアハンドストロークの基本・コツあれこれ
今回の話をする前に想定として以下のような状況になっていることをイメージしてください!
ストローク時の状況・・・・・ベースライン付近、デュースサイド(フォアサイド)側
飛んでくる球の弾道・・・・・ネット白帯から1.5mから2mくらい上を通過
飛んでくる球の速度・・・・・早くもなく、遅くもないボール
飛んでくる球の回転・・・・・順回転
自分が打ちたいボール・・・・・クロス方向に安定した順回転のボール
右利きです!
・テークバックを早くする
コレは毎球毎球の事ですが、とても大切です。ストロークの始まりの動作にもなるので遅いとその後の全てに影響してきます。
地面にバウンドするタイミングでテークバックをする人が初心者には多いですが、それよりも前・・飛んできたボールがネットを飛び越えてくる頃にはテークバックして準備しておきたいです。
・ボールがバウンドしてくる位置を早めに判断する
正しい打点で打つためにはボールの軌道、バウンド後の軌道の予測が必要です。
難しいことは考えすぎず、相手が打球してきたボールがどのあたりに落ちるか軌道を見て早めに判断したいです。
今回の状況ですと、バウンドしそうなところから2mくらい後ろにポジションを取れるといいです。
把握できたらそこに向かって移動しつつテークバックです。
・あせらずにボールが来るのを待つ
距離感が掴めないからか、飛んでくるボールに近づきすぎて逆に難しくなってしまうケースが初心者には多いようです。
弾道から予測して正しいポジションに入れているのであれば、ボールを迎え入れてあげるように待ちます。
今回はライジングショット(別記事)ではないので待ちます。
・高すぎず、低すぎず、適正な高さで打つ
正しいポジション・早いテークバック・ボールを迎え入れる事が出来たらタイミングを見計らってスイングします。
自分のグリップによって微妙に打ちやすい高さや、打点と身体の距離が変わる為、自分に適正な打点で打ててるか確認したいですね。
↑ここの記事で各グリップについて説明しています。
・基本スイングは下から↑方向に
今回のは野球のバッティングのようにダウンスイングする状況ではないので下から上方向のスイングです。
ボールが落下してきているのを打つので上方向のスイングを強めに意識します。
フォーワードスイングをしっかり上方向です。
テニス初心者向け!ストロークの基本~正しいラケットワーク編~
フォワードスイングがわからない方は↑のリンクで説明してあります。
・インパクト時のラケット面は垂直~ほんの少し上向き
自分のスイングスピードが速かったり、相手の打った球が速かったりした場合、ラケット面を上向きに開き過ぎていると飛び上がってしまいますのでそこのところは注意が必要です。
普通の速度のボールを普通の速度で打ち返す場合はこのくらいかと思います。
・自分の打球はネット白帯の1.5~2mくらい上を通すように狙う
安定した球を打つのが目的です。
まず、この付近を通せるようになるとネットミスが減りボールが浅くなりにくいです。
この付近を通しているにも関わらずバックアウトをする人はラケットを相当振ってる気がします(笑)
もしくは打球の回転方向が逆回転だったり、横に回転してたりするのかもしれません。
少し順回転をかけてコート内に収めていく といった考え方を僕はします。
まだあるかとは思いますが、以上で終わりたいと思います。
どういう目的のボール打つとかその時の状況で「コツ」というのは常に変化するものですが、土台となるテークバック(準備)だけは早めに出来るようになるといいと思います!
読んでいただきましてありがとうございました。
足のスタンスにも気をつけよう!
スクエアスタンスでストローク!土台となる下半身・足に気をつけて軸を安定!(フォアハンド)
バックハンドストロークの記事も作りました!似ていますがご覧ください!
バックハンドストロークで打ってみよう~基本編(硬式テニス初心者向け)