テニス保険・スポーツ保険を解説!絶対に加入するべき人とは?

テニスをしていて怪我をする事、そう頻繫にある事ではないですよね。

しかし、ラケットが折れた時や、自分の怪我ではなく他人に怪我をさせてしまったという時、お金がどの位かかるのかを考えたら不安になりませんか?

この記事では、テニスの保険に加入しておいた方が良いのか?についてまとめました。

結論から言いますと、「何かしらの保険には入るべき」だという事です。

・・何かしらの保険ってアバウトすぎるだろっ!

ってそんな声が聞こえてきそうですが、

以下で、しっかり詳しく解説していきますのでご覧ください。

現役のテニスコーチから見たテニス現場での見解と

生命保険営業の方から詳しくお伺いした話を元に構成してお話します。

テニス保険は大きく2つのタイプがある

そもそもテニス保険というのがあることをご存じだったでしょうか?

テニス保険には大きく分けると2種類あります。

・スクール事業主側で加入する保険

・自分で加入する保険

です。

「スクール事業主側で加入するテニス保険」は後ほど簡単に記述します。

一番重要なのは、

自分の目的に沿った利用シーンを考えて
「テニス保険」に入るかどうかを
検討する
のが一番だと思います。

自身のテニスシーンで保険を考える

では、自分がテニスするときはどんな時でしょうか?

簡単に分けると以下のような感じになると思います。

・テニススクール生&クラブ生としてプレーしているのか

・自分達の仲間内のみでプレーしているのか

・掲示板などのサークル募集から参加してプレーしているのか

・大会メインでプレーしているのか

です。

人によっては複数該当する場合があるかもしれませんね。

テニススクール&クラブ利用中心の方【テニス保険必要なし】

まず、テニススクールでテニスをされている方は特にテニス保険に入る必要はないと、考えられます。

なぜならば、スクール側で生徒さんの補償の為に保険に加入している事が多いからです。

これにより、万が一レッスン内で怪我をしてもスクール側の保険で治療を受けられます。

どこまで補償してくれるかはスクールによって違いますので、気になる方は問い合わせるといいと思います。

仲間内でのプレー中心の方【テニス保険必要あるかも?】

どのくらいの人数でプレーしているかでテニス保険が必要かどうか変わってくるかと思います。

打ち合いメインのラリー練習だったり、シングルス練習であれば

コートを挟んで向かい合うので、距離が離れていれば

相手を怪我させることは通常考えられません。

ダブルスメインのプレーになってくると、

自分のプレーのテニスレベルや相手のレベルで変わってきますが

パートナーもしくは、相手前衛に怪我をさせるなんてことが考えられます。

いくら気心知れている相手とは言え、自分のせいで怪我をさせてしまう恐れがあるなら

テニス保険に入りましょう。

サークル参加中心の方【テニス保険加入すべし】

サークル参加費が安い場合だとスポーツ団体保険などに入っていない場合も多く、

全て自己責任です。

そして、サークル活動でのテニスではテニスコート一面に対して大勢の人数で

プレーされますよね。

テニスコート内の密度が高いほどアクシデントが多くなってきますから

・近くにいた方のラケットスイングで体や顔に当たった

・ボールをぶつけられた

この利用シーンでは、例え相手に怪我をさせなくても

『自分が怪我をさせられる』可能性も高まってきます。

そんな不安がある方は、自衛の為にも入ることをおすすめします。

大会メインでプレー中心【テニス保険入るべし】

このレベルになってきますと、エンジョイ勢ではなく

かなり真剣にプレーされると思います。

その為、

・厳しいコースに配球されたボールを追いかけた際に転倒

・疲労の蓄積による不意な怪我

・無理な体勢からの強引なフォームでのスイング

などでの身体的リスクが高まります。

そういった際に治療代の為に保険に入っておくことをお勧めします。

テニス事故を補償してくれる保険は大別して2つのタイプがある

先のお話でお伝えした通り、なによりもまず

他人に怪我をさせてしまった時の補償が一番重要です。

保険に加入するのは、誰でもリスクがあるからです。

車を運転する人は、自動車の任意保険に加入しますよね。

万が一の事故に備えた時に保険があると助かるからです。

物損事故や人身事故になったら大きな補償が必要になることがイメージ出来ており、わかっているからです。

万が一無保険だった場合は加入が義務づけられている自賠責保険がありますが、
被害者に支払われる最高額が決まっていて、それ以上の額を請求されても出ません。

だから任意保険に加入するんです。

では、テニスでの万が一を保証してくれる保険は?

・「個人賠償責任保険」

「スポーツ保険」

この2タイプを理解すれば、

自分の入るべき保険がわかってきます。

では先に、個人賠償責任保険

について詳しく解説します。

個人賠償責任保険とは?

他人に対して日常生活でケガをさせたり、物を壊したりして賠償が発生したときに、賠償金や弁護士費用などの損害を補償する保険です。

自分だけでなく家族も補償の対象となり、
少額の保険料で大きな補償が得られるなどのメリットがあります。

この個人賠償責任保険は、自動車保険にセットされている場合もあるので、重複して加入する必要はありません。

また、家族間でも補償対象となりますので家族の方がこの特約を付けていたら、こちらも重複するので、必要ないという事になります。

スポーツ保険とは?

文字通り、何かしらスポーツに関わる人に特化された保険ですね。

自分のスポーツ中での事故や怪我に対しても補償が効きます。

更に、『自分の携行品に対しても補償が効く』場合があります。

そして色んな会社から保険が出ていますので種類も多く

自分の希望する補償内容にあう保険が見つかるかと思います。

今回は一部ご紹介いたします。

三井住友 ポケット保険テニスコース

三井住友カード会員限定の保険です。補償を組み合わせて選べるようです。

実際に試算をしてみました。

コース:テニス

合計月額保険料(本人型)

900円(弁護士費用なしは、600円)

基本トレイ

保険金額
傷害死亡・後遺障害

  • 第三者の加害行為による保険金2倍支払特約
100万円
傷害入院・通院

  • 傷害入院のみ補償
  • 第三者の加害行為による保険金2倍支払特約
  • 顔面、頭部、頸部傷害による傷害入院保険金および傷害通院保険金2倍支払特約
入院1日あたり

1000円

通院1日あたり

500円

オプション

  • 携行品損害   10万円
  • 日常生活賠償  1億円
  • 弁護士費用   300万円

このような内容でした。

携行品損害にテニスラケットが万が一折れた時には、補償の対象となるのですが、

1個について10万円を限度というのと、
免責があり、
1回の事故につき被害物の損害額の10%もしくは5000円のいずれか高い金額となります。

例えば、6万円のラケットが折れた場合の補償額は60,000-6,000(自己負担額)=54,000円となります。

全額が補償とはならないので、ご注意を。

対象外の物として携帯電話、めがね、コンタクトなどがあります。

テニス保険とはなっていますが、
保険期間中はテニス以外の場合でも各種補償内容が補償されます。

と書いてありますので、一般的な傷害保険と考えてよいと思います。

PayPayほけん ちょこっと保険

PayPayアプリから加入できる保険で、Yahoo!ウォレット登録者専用保険です。

スポーツのトラブルに対応 補償の組み合わせが出来ます。

本人型 テニス
スポーツに合わせて、補償内容は自由に組み合わせ
支払い保険料(月額) 840円

傷害死亡保険金・傷害後遺障害保険金

プレイ中のケガなどによる死亡・後遺障害が生じた場合

最高100万円
傷害入院保険金(日額・日帰り入院から)

プレイ中のケガなどで入院した場合

※傷害手術保険金が自動で設定されます。

2,000円
傷害通院保険金(日額・1日から)

プレイ中のケガなどで通院した場合

1,000円
日常生活賠償保険金(1回につき)

プレイ中に他人にケガをさせてしまったなど

1億円
携行品損害保険金(保険期間通算)

プレイ中の用品の破損、盗難など

10万円限度

スポーツ中の事故に関わらず、日常生活における事故の全般を補償

【テニスのトラブル例】

・サーブで激痛! 肩を脱臼し、医師の指示によりギブスを常時装着

・練習中にパートナーと衝突! 大事なラケットを破損

こちらの保険にもプラス300円で弁護士費用をつける事が可能です。
携行品損害保険金の内容や免責は、ポケット保険と同じでした。
月額千円以下で、個人で入れる保険としては、ポケット保険とちょこっと保険で良いのかと思いました。
4人以上のサークル、地域のスポーツクラブなどは、公益財団法人スポーツ安全保険がお勧めです。
携行品損害保険はありませんが、傷害保険、賠償責任保険、突然死葬祭費用保険の3つの補償があります。
年齢別に区分はありますが、高校生以上64歳以下の保険料は年間で、1,850円です
お話を伺った保険営業員の方もスポーツで怪我をして、
骨折したためスポーツ安全保険と、個人で加入していた傷害保険の方から、保険金が受け取れたそうです。
いずれの保険もギプス固定をした為、このギプスをしてから外れるまでの期間の通院日額が受け取れます。
20日していたら スポーツ安全保険は通院日額1500円ですので
 20日✖1500円で30,000円になります。
意外と?受け取れるなぁ という印象ですね。

保険を調べるのが手間で簡単に情報を得たい

という場合はリンクを貼っておきますので、

こちらからご相談するといいと思います。

相談料無料で出来ますので確認だけでもいいですね

➤➤保険のこと、保険見直しなら【保険チョイス】の無料保険相談サービス

テニス保険は加入した方がいいの?

テニスに特化した保険というのが、少ないという事が調べて分かりました。

テニス保険というよりも傷害保険の加入でテニスの怪我やラケット、他人に対する賠償責任が補償されます。

傷害保険は、さまざまな会社が比較的安い保険料で販売しています。

次のポイントを踏まえて検討してみてください。

ポイント

  1. 個人賠償責任保険は、自分または家族が加入している保険についている事があるので確認。重複して加入する必要はない。
  2. 傷害保険は、数百円から入れる保険があるので、よく調べて加入する。ネットから申し込めるものもある。
  3. 生命保険に加入している人は、特約の中に特定損傷特約というのが、ついているか?確認する。ついていれば給付金(一時金)がでる事もある。(骨折 関節脱臼 アキレス腱の断裂)
  4. そもそも自分のテニスの利用シーンはどれに該当するか考えて保険が必要か検討する

となります。

しかしながら

いつ誰が怪我をするか?

事故が起こるか?

こればっかりはわからないですよね。

だからこそ保険が必要だと感じました。

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