前回、テニスボールで足の裏マッサージを紹介しましたが、今回は肩のマッサージについて紹介します。
肩こりの原因はさまざまで、悩んでいる方も多いですよね。
マッサージに通うとお金もかかるし、自分でマッサージにが出来たら良いと思いませんか?
足の裏をテニスボールでほぐすように、肩の筋肉もテニスボールでほぐすことができます。
この記事は、セルフケアで肩のマッサージ方法を知りたい方におすすめです。
目次
肩こりとは?
肩がこるというのは、「こっている」「張っている」「痛い」などの症状を表し、
肩こりに関係している筋肉は、『僧帽筋』という頭と首と肩を繋いでいる筋肉です。
僧帽筋は重たい頭を支えて、肩甲骨を動かす時に使われ、日常生活でもよく使われる筋肉です。
日常生活でデスクワークや、スマホ、タブレットなどを同じ姿勢で長時間続けると、首の筋肉が緊張して固くなり「こり」や「痛み」の症状がでることがありますよね。
肩こりとは、姿勢の悪さで筋肉の一部に負担がかかり、筋肉が緊張し疲労します。
筋肉が疲労すると疲労物質が溜まって血行が悪くなり、十分に酸素が行き渡らず、さらに疲労物質が溜まります。
筋肉疲労が継続することで「こり」となり、疲労物質が末梢神経を刺激して「痛み」が生じるという事です。
肩こりの原因は?
ここでは、肩こりが起こる原因と、解消方法を紹介します。
人間は重たい頭を首と肩で支えています。日本人は特に頭のわりに首から肩の骨格や筋肉が小さいため、欧米人に比べて肩こりを起こしやすいといわれています。
肩こりには、さまざまな原因があると言われていますが、主な4つの原因です
同じ姿勢
主にパソコンやスマホの使用で長時間同じ姿勢をする仕事で、多くの場合首が少し前に突き出す姿勢になっています。
また猫背の姿勢にもなり、首から肩の筋肉に緊張性の疲労が起きて、血流が悪くなり肩こりを起こしやすくなります。
眼精疲労
主にパソコンやスマホの使用で目が疲れます。
パソコンやスマホは、細かい字を見続けます。さらに画面を見るのは光源を見つめるのと同じで、目が常に緊張しており、瞬きの回数が減ります。
目の周辺の筋肉が緊張し、同時に首や肩も緊張しますし、ドライアイから眼精疲労が生じて肩こりを起こします。
運動不足
肩こりは、血流が悪くなると起こりやすくなります。
日常運動をあまりしていない人は、血流が悪くなり、新鮮な酸素や栄養分が不足して疲れやすくなっていますし、筋力が低下すると、疲労物質が溜まりやすくなって肩こりを起こしやすくなります。
ストレス
ストレスと筋肉の緊張は、自律神経が関係しています。自律神経は交感神経と副交感神経があります。
ストレスを感じると、交感神経が優位になり、筋肉が緊張して血管が収縮し肩こりにつながります。
肩こりを繰り返すことでさらに、悪化することも考えられます。
この他に、加齢による骨や腱の衰えも原因です。
「四十肩」「五十肩」は「肩関節周囲炎」とも呼ばれ、腕を上げようとする時に痛みを感じます。
加齢によるものを除くと主な肩こりの原因は、日常の生活習慣が関係していると言えますよね。
肩こりを解消するために、正しい姿勢で作業をしたり、デスクワークでは、時々ストレッチをして体を動かし、緊張状態をほぐすようにするなど、工夫してみましょう。
肩のこりをほぐす方法
肩のこりをほぐす方法で、マッサージが良いと言われています。
ここでは、セルフケアマッサージとして、
テニスボールを使ったマッサージ方法を紹介します。
肩の筋肉もいろいろありますので、自分の肩の状態を見ながら行ってくださいね。
棘下筋(きょっかきん)
棘下筋(肩の付け根)にテニスボールを当てて、横向きで体重をかけます。
片側1分間を目安に。
胸筋(きょうきん)
小胸筋と大胸筋(鎖骨の下)にテニスボールを当てて、うつ伏せになる。
ボールが2個あれば左右同時に。
1分間
菱形筋(りょうけいきん)
菱形筋(肩甲骨の間)にテニスボールを当てて、仰向けで寝る。
ボールが2個あれば左右同時に。
1分間
肩甲挙筋(けんこうきょきん)
肩甲挙筋(肩甲骨の上部の角)にテニスボールを当てて、仰向けで寝る。
ボールが2個あれば左右同時に。
1分間
引用:YouTube【テニスボールマッサージ】これ以上効く肩こり解消法は絶対にない!!
実際に全ての筋肉にテニスボールを当ててマッサージをしてみました。
痛そうに見えましたが、実際は痛くなく気持ち良く肩周りの筋肉に、刺激が与えられました。
終わると体全体も温まる感覚ですよ。
テニスボールマッサージで肩こり解消しよう
肩こりはさまざまな原因で起こりますが、予防することもできます。
日常生活で、姿勢に気をつけたり、長時間同じ姿勢を続けたら、休憩してストレッチや軽い運動するなどを実践してみましょう。
肩こりで悩んでいる方は、身近にあるテニスボールを使ってマッサージしてみてください。
テニスボールの代わりに野球の軟式ボールでも良いですよ。
投稿者プロフィール
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テニス未経験から2年間でテニスコーチになりました。
現在はテニスコーチ歴17年、年間レッスン開催数は1300回程度の現役テニスコーチです。
プロテニス協会認定テニスプロフェッショナル
GOSEN認定テニスラケットストリンガー
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