今回はテニスのプレー中に肘を痛めてしまった人やケガの予防などに興味がある人向けの記事になります。
テニス肘になってしまうと結構厄介ですよね・・。
症状がひどい人は寝るときでも肘がずきずきと痛むと聞きました。
それにテニス肘の人はテニスをし終わった後の毎回アイシングをされてますけど、結構わずらわしいですよね。
そういったことで、今回の記事を読んでみて予防してもらったり
少しでも肘の痛みが軽減するといいのですが・・・
目次
テニス肘に気をつけて!ボレーやスマッシュで悪化してしまう打ち方
テニス肘の痛みは内側もしくは外側と分かれる
内側は肘の軟骨みたいなコリコリいじるとビリリとしびれる側で
外側はその逆ですね。
フォアハンドエルボーとかバックハンドエルボーなんていわれたりします。
痛めた方の多くは外側が多いなあと思ってます。
テニスのプレー中に肘を痛めやすい人はどういうタイプか
そして、今回はタイトルにあるように
ボレーやスマッシュの動き限定で、肘を痛める人には共通してる動きがあります。
それは、肘の屈伸運動が大きくて、前腕の動きがぎこちない人です。
上手な方はこの前腕の使い方だったりが非常にスムーズです。
これは後で説明していきますね。
テニスのボレーで肘を痛めてしまうと考えられる原因
はっきりとこれが悪い!ってのは実際に見てみない限り判断し難いのですが、
原因として考えられそうなことはいくつか出てきます。
インパクト時の肘が完全に伸びきってる
例えば、フォアハンドボレーをするとしましょう。
その時、
こうなると肘にものすごい負担がかかりやすいです。
女性は、「猿腕」と呼ばれる肘が逆方向にも曲がりやすい人多いですよね。なおさら気をつけたほうがいい気がします。
ほんの少し曲がって状態の時にインパクトを向かえた方が衝撃を腕全体で吸収できるのです。
曲げた状態の肘から伸ばす動きが大きすぎるボレー
この動きで行うボレーも肘に負担が大きいと言えます。
なのでこういう方は逆の動きが出来るようになるといいと思います。
それはなにかというと、
そもそもインパクト時に完全に腕が伸びきってしまうボレーをしてしまう方は、
ボールが来る前段階から肘をかなり畳んだ状態で構えていて
足のフットワークを使わず、飛んできたボールに対して畳んでいた肘を伸ばしながらボールとの距離をあわせて打つタイプなので腕が伸びきりやすいのですね。
その逆の動きと言うのは
最初の段階で肘を軽く伸ばし気味にしておいて(完全に伸ばさないようにしましょう)
飛んできたボールの外側に対して、伸ばし気味の肘を軽く畳みつつ前方にフォロースルーしていく打ち方になります。
ちょっと文字だけだと表現し難いのかな?
この打ち方は正面を向いていると順クロス方向(右利きの方の場合は左方向)に向かって
ボールが飛んでいきやすい打ち方ですので
ストレート方向や、右方向(逆クロス方向)に打つ場合は
かなり横向きの意識をしたほうがいいです。
そういった意味では肘を軽く畳んでて、伸ばして打つ打ち方は
逆クロス方向に打ちやすいといえるかもしれません。
まあ、身体の開き具合と打点次第でどちらにも打つことは可能ですけど。
テニスのボレーに関しては以上のことを気をつけてみると肘の痛みが少し軽減したりするので試しにやってみてください!
スマッシュについて
そして次はスマッシュですね。
スマッシュはそもそもの動きとして肘を効率的に使えないと良いスマッシュは打てませんよね。
スマッシュの本来のラケットワークは
ラケットヘッドが一度、背中のほうに落ちてからインパクトを向かえる動きをしますが、
特に肘がリラックスできてないと出来ない動きだと思います。
スマッシュは本来であれば肘の曲げ伸ばしをするべきなので、それでスマッシュを打つと肘が痛いって方はインパクト前後の動きが間違っている場合が考えられそうです。
痛めてしまう動き方を考える
それは回内動作が出来てないときです。
回内動作、とはなにか?
まずは記事を読みながら回せていない動きのほうを腕を動かして確認してみましょう。
右腕を肘を伸ばしながら肩と同じ高さくらいにあげてみてください。
この時に親指は上を向いていて、小指側は下にある位置関係です。
その状態で肘を深く曲げて、ゆっくりでいいので元の肘が伸びた状態に戻す動きをしてみましょう。
そのとき、最後の腕が伸びきった状態になる一瞬
肘の関節に負担がかかったような気がしませんか?
その動きをスマッシュの際にしてしまってると肘を痛めてしまいます。
腕(肘)を回した動き方
腕(肘)って書きましたが、おそらくその方が意識しやすいと思いました。
今度は痛めない動かし方の確認をしていきます。
さっきと同じように
右腕を肘を伸ばしながら肩と同じ高さくらいにあげてみましょう
この時も親指は上、小指側は下です。
それで先ほどと同じようにそのまま深く曲げます。
そして曲げた肘を伸ばすのと一緒に、上向きだった親指を下に向くように腕全体を回してみてください。
そうするとどうでしょうか?
肘が伸びきった際に関節に負担がかかるところを、
腕を回したことによって衝撃を回避できてませんか?
実感がしない方は今の動きを早めて比較してみるといいです。
この腕を回す動きが出来ていると肘の負担は極端に減りますので
痛めない打ち方となります。
これが大事なんです。
ちなみにこの動きは「プロネーション(回内)」と呼ばれていますので知っておくといいです。
サーブにも使うし、フォアハンドストロークを打つ時も使われる動きです。
まとめ
今回の記事ではボレーとスマッシュの動き限定となりました。
それは何故かと言うと、どちらも肘を曲げた状態から伸ばす動きをして痛めてしまったケースだったからですね。
ですが、今回の記事で腕の使い方が多少理解できれば肘の痛みも少なくなってくると思いますので後は正しい動かし方を反覆練習で習得してもらえればいいと思います。
反覆練習の際には誰かに見てもらって間違った動きになってないかチェックしてもらうといいですよ!!
読んでいただきありがとうございました!!