フォアハンドが打てない試合状況になってしまう原因と改善法

スポンサーリンク
≪ベストセラー!練習に最適/ネットなら1000円以下!≫ 

試合の中で「フォアハンドが打てない」と感じたことはありませんか?

練習ではうまく打てていたのに、いざ試合になると、フォアハンドが決まらずミスを連発…。こんな悩みを抱えている方も多いはずです。

結論から言ってしまうと基本的には試合経験が少ない時には緊張からくるミスが多いと思います。

けれど、緊張してないのにフォアハンドが打てなくなる原因はもっと別の理由があります。

今回の記事ではそのあたりについて解説していきたいとおもいます。

今回の内容を知れば、フォアハンドが試合で安定し、プレッシャーの中でも確実にポイントを取れるようになります。

3つの具体的なコツを学べば、あなたも自信を持って試合に臨めるようになるでしょう。

この記事でわかること

  • フォアハンドが試合で打てない理由とその改善策
  • 試合中でも安定したフォアハンドを打つための練習方法
  • フォアハンドミスを減らすメンタル強化法
  • 試合のプレッシャーを乗り越えるためのコツ

関連記事

初級レベルまでの人向け!フォアハンドがうまくいかない理由6選と解決策!

テニスのフォアハンドストロークが安定しない原因を解説!安定するコツ4選を紹介

初心者がやりがちなフォアハンドのミス3選とその解決策

フォアハンドがアウトする理由とその対策。初心者向け改善ポイント

著者
17年間テニスコーチをしており、年間1,200回のレッスンを行っています。
私も初試合でフォアハンドが打てない事がありました。
あの時の事は今でも覚えていますが、思い出してみるとボールを待ててなかったのが原因でしたね・・詳しくは後述します!
スポンサーリンク

目次

試合でフォアハンドが打てない原因と改善法

試合でフォアハンドが打てない原因と改善法

試合中にフォアが打てない原因は、いくつかの要素が絡んでいます。

  1. 手首の動き過ぎ
  2. 打点が前過ぎ
  3. 足が動かなすぎ
  4. 自分の事ばかり考えすぎ

以下で詳しく解説していきます!

原因:緊張で手首が動きすぎている可能性がある

試合中に緊張していると、手首が不必要に動きすぎてしまうことがあります。

特に、初心者は力んでしまい、手首を過剰に使ってしまうことが多いです。

こうなってしまうと、なかなか試合中に調子を取り戻すのはきっかけが必要かもしれませんね。

手首が動きすぎると、ラケットの面が不安定になり、正確にボールをコントロールできなくなります。

これが原因でフォアハンドの安定感が崩れ、ミスを引き起こします。

試合中の緊張状態では、手首に力が入りやすくなるため、肩を意識して腕全体でスイングを行う意識が重要です。

改善:手首をいつも以上に固めてスイングする

手首の動きを最小限に抑えるためには、スイング全体を腕と体で連動させて行うことがポイントです。

力みすぎず、フォロースルーは振り切らず前方でフィニッシュするくらいにとどめて、繋ぎ球重視に切り替えていきましょう。

注意点
ただし、手首を完全に固定してしまうと逆にスムーズな動きが失われるので、柔軟に動かすことも忘れないでください。

手首を「使いすぎず、でも固めすぎない」バランスを意識してみましょう。

フォームをチェックしながら、必要以上に手首を使っていないか確認することも大切です。

ずっと続く場合はイップスかも

あんまり耳慣れない言葉かもしれませんが、極度の緊張感で手首が自由に制御できなくなる現象の事をイップスと呼んだりします。

テニス選手でも多い症状です。

関連記事

テニスイップスを克服するには【ネガティブを上書きしろ!】

原因:ゆっくりなボールの返球に対して打点を前にし過ぎている

遅いボールに対して、焦って打点を前にしすぎてしまうことがよくあります。

このミスは、スピン系のショットを打つ人は多いかもしれません。

飛んでくるボールが遅いので、打点を前にしてスピンを打つと

ラケット面に球が乗っからず、ボールの表面だけを削るような返球になりがちです。

改善:スピン系を打つなら打点を後ろにするくらいがちょうどいい

遅いボールに対しては、打点を少し引きつけて打つことがポイントです。

速いボールに比べて、ボールを十分に引きつける時間はあるので、しっかりボールを見て、引きつけてからスイングすることで、自然な力の伝わり方になります。

練習法
遅いボールに対する練習では、「打点を遅らせる意識」でリズムを整えることが大切です。

例えば、壁打ちや相手とのラリーで遅いボールが来たとき、あえてボールを一呼吸置いてから打つ練習をすると感覚がつかめます。

また、ボールをしっかり引きつけて打つために、ラケットを構える際にスイングの始動を少し遅らせるのも効果的です。

注意点
打点を遅らせることを意識しすぎると、逆に遅れすぎてタイミングを崩してしまうことがあるので注意が必要です。

あくまで「少し引きつける」程度に留めて、リズムが乱れないように意識しましょう。

また、練習中は自分のタイミングを確認しながら、遅すぎないかもチェックしてください。

原因:実は気づかないうちに足が止まっている

試合中、無意識のうちに足が止まってしまい、フォアハンドを打つタイミングや姿勢が崩れることがあります。

実は相手のボールがゆっくりだと自然とボールを目で見ているうちに足がとまりがちです。

または、相手の返球がコート中央だと、その場で打てることもあって、フットワークが途絶えがちになります。

相手がその辺を意図して狙ってきてるなら、策にハマらない対策が必要ですね。

改善:自分ルール作って、フットワークをキープする

基本的には試合中は常に軽いステップを保ちながら動き続けることが重要です。

足が止まってしまうと、打点がずれやすくなるので、スプリットステップや小刻みなフットワークを意識しましょう。

一番いいのは「必ずサイドステップで戻る」とか「必ずスプリットを踏む」とか自分ルールを作ることです。

ポイントの合間や、試合が始まる前などにテニスメモか何かで復習して心の中で反芻するようにしましょう!

試合になるとつい足が止まってること、あるよね!自分では動いてるつもりでも、実は全然足が動いてないなんてこと、珍しくないんだ。だから、常に「軽くステップ、軽くステップ」って頭の中で唱えながらプレーしてみて。意外とこれが効くんだよね。動き続けるだけでフォアの精度もぐっと上がるから!

原因:自分の事ばかり考えて、相手のボールの事を考えてない

技術的なことで言えば、フォアハンドが試合中に打てない最大の原因のひとつは「タイミングのズレ」です。

試合では相手のショットに対して瞬時に対応する必要があるため、タイミングが合わないとミスが増えます。

特に、ボールが思ったより速く来たり、スピンのかかったボールが不規則な跳ね方をすると、タイミングを外しやすいです。

上手な人は早いボールだけでなく、相手の調子を崩す事に長けていたりします。

自分のミスにばっかり目がいき、相手がどんなボールを打ってきているのかが全く考えられてないと対応策が作れません。

改善:相手のボールの球種や速度感をしっかり分析する

タイミングを合わせるためには、まずはボールの動きをしっかり見ることが重要です。

相手がどのようなショットを打ってくるのかを試合中に分析して、それに対応するタイミングに切り替えないといけません。

タイミングを任意で変えられるようにするには、自分のテイクバックを早めに準備して、整えることが求められます。

結構難しいことのように聞こえるかもしれませんが、相手が使える球種や緩急には限りがあるので、大まかな傾向だけでも分析出来れば十分です。

試合は対人戦です、自分の事ばかり考えないで、相手の方にも意識を向けましょう!


試合でフォアハンドが打てない状況を克服する練習

試合でフォアハンドが打てない状況を克服する練習

では、普段の練習からどういったことに気をつけていけば、試合でフォアハンドが打てない状況を減らせるかを解説していきます。

ルーティンワークを取り入れる

試合中の緊張やプレッシャーが原因で、フォアハンドが打てない状況になったりします。

そういうのに備える意味でもルーティンを毎回しましょう。

ルーティンワークは試合中であればサーブ前やレシーブ前に行う動きです。

例えば、ボールを3回バウンドさせてからサーブを行うとか、ラケットを握り直したりするとかのシンプルな動作で心を落ち着かせます。

フォアハンドが打てなくなる理由は、緊張によって体が硬くなり、動きが制限されるから。

リラックスした状態を保つことが大事です。

注意点
メンタルを安定させるためには、普段から試合を意識した練習が必要。

練習中に、意図的にプレッシャーをかけた状況を作り、その中で意識することが改善への近道です。

大事なのは、「試合中でも自分のリズムを保てるように意識すること」

心が乱れると、フォアハンドの精度も下がります。

メンタルを強化する

試合中にフォアが打てない原因は、メンタルの弱さが大きく影響します。

緊張すると、体が硬くなり、ラケットの振りが遅くなります。

その結果、フォアハンドがミスしやすくなり、プレーに悪影響が出ます。

メンタルを整えることで、自然体で試合に臨むことができ、フォアハンドのミスを減らせるのです。

メンタルを強化するためには、試合中の緊張を上手にコントロールする技術が必要です。

深呼吸やポジティブな自己暗示を使うことで、プレッシャーを軽減し、冷静にプレーできるようになります。

もしも試合中にミスが続いてしまったときは、一度立ち止まって深呼吸をしてみましょう。

呼吸を整えることで、焦りや不安が和らぎ、次のポイントに集中できるようになります。

また、ポジティブな言葉を自分に投げかけることで、自信を持って次のショットに挑むことができます。

メンタル強化は一朝一夕には身につかないから普段の練習で意識してプレッシャーのかかる状況を作り出してみよう!その中で冷静に対応する練習を繰り返してみてね。ミスしたら○○みたいに自分に罰ルールを設定してみるといいかも・・。

フットワークを強化する

テニスでは、ボールに正確にアプローチするためのフットワークが非常に重要です。

フォアハンドが打てない原因の一つは、ボールに対して正しいポジションに入れないことです。

試合では、体力が落ちるとフットワークが乱れ、フォアハンドの精度にも悪影響が出ます。

フットワークを鍛えることで、常に適切な位置からフォアハンドを打つことができ、ミスが減ります。

フットワークを強化するためには、試合を想定したダッシュトレーニングやサイドステップの練習が効果的です。

特に下半身の持久力を鍛えることで、試合の後半でも安定した動きを保てるようになります。

試合形式練習を普段から取り入れる

フォアハンドを試合で安定させるためには、試合に近い状況での反復練習が必要です。

練習では完璧に打てても、試合では相手の動きや不規則なボールに対応する必要があり、単純な練習だけでは不十分です。

試合形式の練習を取り入れることで、実戦でも安定したフォアハンドを打てるようになります。

コートの左右に振られたり、ボールのスピードや回転に変化をつけた状況で、フォアハンドを繰り返し打つことが大切です。

試合では、ボールが予想外の角度や速度で飛んでくることが多いです。

こうした状況に慣れるためには、練習の段階であえて難しいシチュエーションを作り出すことが効果的です。

例えば、パートナーと一緒に試合形式の練習を行い、相手にランダムな位置にボールを打ってもらう練習が有効です。

左右に振られたり、短いボールや深いボールを打たれる状況で、フォアハンドを反復して打つことで、試合中でも柔軟に対応できるようになります。

フォアハンドが打てない試合状況になってしまう原因と改善法:まとめ

フォアハンドが打てない試合状況になってしまう原因と改善法:まとめ

以下のポイントを押さえて、フォアハンドを試合で安定させましょう。

  • メンタルの安定でフォームを保つ
  • ボールを分析する
  • 試合に近い動きを取り入れた練習する
  • タイミングを意識したスイングをする
  • フットワークの強化をする

相手のボールをしっかりと分析するっていうのが特に大事ですね!緊張から何も見えなくなってしまうこともあるかと思います。

そんな時こそ、リラックスして冷静になってみてください!

スポンサーリンク
グリップはまとめて買うのがお得!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする