男子プロテニスの大会【Next Gen ATP Finals】の10個の試合ルールも解説!

Next Gen ATP Finalsってどんな大会なのかな?

普段の大会と同じだと思っている方も多いかと思いますが実は違います!

今回の記事を読めば

Next Gen ATP について詳しくなれるでしょう!

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男子プロテニスの大会【Next Gen ATP Finals】の試合ルール!

Next Gen ATP Finals

ざっくり言うと、そのシーズンをバリバリ活躍中の21歳以下の男子プロテニス選手を対象とした大会になります。

2017年11月が今大会の初めての開催年になりまして、まずは5年間通して2021年までは行なわれるようです。

試験的な試みなんでしょうかね?僕としては若手選手の活躍が見れて非常にいいと思います!

21歳以下に限定すると言うことはつまり、テニス界の未来を担ってる選手達であり

今後のテニス界を牽引していくスター選手の発掘の場であり、テニス界の更なる発展を期待して設立された大会といえるでしょう!

NextGen ATP Finalsを見る!

出場資格

Next Gen ATP Finalsの出場資格は1月から始まるレギュラーシーズンが終わるまでの間に獲得したATPレース・トゥ・ミラノポイントの上位7名と大会主催推薦枠(ワイルドカード)による1名の合計8名の選手だけになります。

あのATPワールドツアー・ファイナルと同じような枠ですね。

ですが、ATPワールドツアー・ファイナルはダブルスも8組選出されて行なわれますが

Next Gen ATP Finalsはシングルスのみの8名ですのでより厳しい枠争いになっていますよね。

試合方式

Next Gen ATP Finalsの試合方式は

8名を2つのグループに分けた4名でラウンドロビン(総当り戦)方式で試合していきます。

そして、各グループの上位2名ずつの4名で決勝トーナメントをしていきます。

この試合方式はATPワールドツアー・ファイナルと同様になります!

ようはATPワールドツアー・ファイナルの21歳以下版・・・と言いたいトコロですが、試験的に今大会限定ルールが適用されているのでいつもの試合ルールと全く違うのです!

大会ルール

これがNext Gen ATP Finals一番の注目であり、テニス界としてもきわめて異例なルールですね。なので関係者からは賛否両論が飛び交っているそうです。来年はまたルール変更がありえるかもしれません!

その①試合は5セットマッチ4ゲーム先取

男子で5セットマッチなら普通じゃん!と思いきや「4ゲーム先取」なのです!

ゲームカウント3-3になるとタイブレイクに突入します。

昔流行ったマリオテニス64というテレビゲームでも対戦するときにこのようなルールを選べました(色んなパターンがあったので時間の調整がしやすかった)!

なので、最短12ゲーム分で終了する可能性があり通常の試合よりもずっと早く決着がつきますね。

早ければ1時間くらいで終了するし、接戦になっても2時間半ほどで決着が付きます!

その②ノーアドバンテージ(※サーバーチョイス)

40-40で一本勝負のノーアドルールはよく草トーナメントや仲間内で試合をするときは良く行なわれますが、ここ超重要!

この大会ではサーバーがどちらサイドで打つか決められるのです!

より、サーバーに有利なルールとなりました。

その③ノーレットルール

サーブがネットに当たってコート内にインした場合でもそのまま打ち返して続行しなくてはならなくなりました。

これはIPTLという大会のルールと同じですね。

現代の男子プロテニスの世界では時速200キロ近いサーブが当たり前になってきました。

ですが、レットによって微妙に変化した超高速サーブもルールに従って返球せねばなりません。

リターン側も大変ですがサーバー側からしてもレットすると普段のリズムと違った感じのリターン返球が来るため、都度それに対応しないとなりません。

こればっかりはなかなか狙って練習できることじゃないので実践で慣れていくしかないのでしょう、大変です。

その④オンコートコーチングあり

1セットに付き一回までコーチングを受けていいのです。各セット終了時に限ります。

ただし直接対峙してではなく、ヘッドフォンとマイクを通してコミュニケーションを取ることが許されています。

これは、

女子テニスのWTAツアーは1セットに付き一回オンコートコーチングを許可しているのですがそれの男子テニス版ですよね。

ちなみにグランドスラム大会では女子もコーチング禁止ですが次回(2018年度)の全豪オープンの女子予選はコーチングを許す試みだそうです。

テニスは試合中は孤独なスポーツです。

21歳以下の大会ということで若手選手たちからすると試合中のコーチングは非常にありがたいのではないでしょうか?

試合にどう影響するんでしょうね!

その⑤ラインパーソンの排除

ラインパーソン(線審)がいなくなり、代わりにホークアイ・ビューカメラが全てのラインに常時作動しててジャッジを行ないます。

ジャッジに揉めることが少なくなり時簡短縮に繋がります。

IT化の波が遂にここまでやってきた!って感じですね(笑)

テニス関係はIT化しづらい分野ですが、こうやって次々と職がなくなっていくのでしょうか・・(笑)

その⑥ウォームアップは5分厳守

2人目の選手が入場してから5分間スタートです。ベンチで準備が遅くなるとどんどんウォームアップ時間が短くなります。

僕はむしろこの時間中の選手の動きとかが見たかったりするのでここまでしなくても・・って思いました。

その⑦メディカルタイムアウトは3分で1回のみ

通常の大会ではメディカルタイムアウトは結構アバウトな規定になっていて複数回取れたり、酷いときは10分程取れたりはっきりしていません。

なので(真実は本人にしかわかりませんが)それを巧みに利用して、体力回復目的や悪い流れを断ち切ったりしようと見られてしまいイメージダウンにつながる事もありました。

選手たちには辛いでしょうがきっちりと規定を定めないといけませんね。

Next Gen ATP Finalsはテニス界の盛り上がりも狙っているわけそういった悪いイメージを観客に与えてしまっては駄目ですものね!

その⑧ショットクロック

きっちりとポイント間を25秒厳守にしました。

なんだかんだ25秒より伸びたりしてたんですよねー!

その⑨シングルス専用コート使用

どこのテニス公式戦もシングルスを行なう際はダブルスラインまで描かれたコートで試合をしますが、Next Gen ATP Finalsはシングルスラインのみの専用コートです。

見え方の問題ですが、普段より小さく感じて見えるであろうコートを選手たちはどう思うのでしょうか。

その⑩観客はいつでも出入りが可能

基本はチェンジコート時・セット終了時のみに席の移動が可能ですが、今大会は好きなタイミングで観客は移動が出来るようになりました。コートのエンド席は例外として駄目です。

確かに観客移動が時間内に間に合わず結果として時間の延長に繋がりはしてますが、些細なことのように思えます。選手にとって悪いルールですね。

以上の10個の独自ルールです!!

Next Gen ATP Finalsを無料で見る方法

そしてこの大会は2017年11日7日に始まり終了しました。

しかし、現在はAmazonプライムビデオでいつでも好きな時間に見ることが可能となっています。

ですので、すでにプライム会員であればすぐに見れちゃいます。

そうじゃない方も30日間の無料お試し会員登録が出来るのでそれさえ手続きしてしまえば視聴出来ちゃいますよ!

今のところ全試合視聴可能となっていますがAmazonプライムビデオは一定期間で視聴終了する番組も多くあるためいつまでもずっと見れる保障はありません

Next Gen ATP Finals はAmazonプライム会員限定で視聴できるのでお試しで登録して、

お試し期間中に全部見ちゃえば実質無料で全試合がみれちゃいますね!

NextGen ATP Finalsを視聴する

↑のリンク先からすぐに見れます。

お試し登録がまだの方も数分で済みますのでこの機会にどうぞ!

まとめ

Next Gen ATP Finalsの独自ルールは観客や視聴者にとって通常の時間よりも早く決着がつくようなルールなので見る側からするといいですが、選手側からすると10年以上従来のルールでやっていたので慣れてなく今回独自ルールはその分戦術の変更を強いられたり、負担が大きくなってるはずです!

ですが、若手にとっては脚光を浴びる大チャンスな舞台でもあります。

Next Gen専用の番組では活躍中の期待選手にフォーカスされて放送されていますので選手としもモチベーションアップに繋がるし、ファンも嬉しいですよね!

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