オールコート用テニスシューズは本当にすべてのコートに対応しているのか?

テニスというスポーツは

たまーに「足ニス」なんて言葉で形容されます。

聞いたことありますか?

「手ニス」ではなくて「足ニス」です。

そう表されるくらい、足が大事だよって意味が込められているわけですね。

今回の記事ではその足に直接関係するシューズについて伝えていきます。

今回の記事は
・オールコートシューズを使っている方
・いろんなコートでプレーされる方
向けの記事になります。

ちなみに僕自身は現役のテニスコーチとして過去にショップ店員も兼務していたので、

その経験も踏まえた上で伝えていきたいと思います。

今回の記事を読めば

・オールコートシューズが本当にすべてのコートで使えるかがわかる
・他のシューズは用意するべきかどうかわかる

と思います

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■もくじ

オールコート用テニスシューズは本当にすべてのコートに対応しているのか?

オールコート用テニスシューズは本当にオールコート対応?

結論から言うと

すべてのコートに使えるけども、シューズとしてのパフォーマンスは低いので人それぞれだと思われます。

以下で説明していきます。

オールコート用シューズの特徴

オールコート用の特徴として第一に挙げられるのは、すべてのコートで使えるという点ですが、そもそもなぜすべてのコートで使えると言われるのでしょうか?

・アウトソール(靴底)の形に特徴が出てる

一番の違いはアウトソールに特徴があります。

このように、凹凸が少なく比較的に滑らかなタイプに仕上がっているのが特徴です。

・オールコート用シューズをオムニコートで使用した場合

クレーコート用のシューズに比べると、滑りやすいといえるでしょう。

ただし、これは普通にプレーしていても問題無くテニスができます。

どちらかというとサイドに細かい動きを入れた場合に

地面との摩擦が弱いため、踏ん張りが利きづらく体重の切り返しがしづらいと言ったようなことが起きます。

・オールコート用シューズをハードコートで使用した場合

ハードコート自体が摩擦が強いタイプ(乾いていれば)のコートと言えます。

オールコートシューズはクレーコート用に比べると摩擦が少ない方なので、

摩擦の強いハードコート×摩擦が普通のオールコート用シューズ

の組み合わせはとても良いといえます。

・オールコート用シューズをカーペットコートで使用した場合

カーペットコートは絨毯なのでハードコートよりも摩擦が強いタイプのコートです。

オールコート用シューズを使用した場合、

足と地面との摩擦が相当強いので

あそびが効きづらい状態なのでフットワークに少し窮屈な感じがあり、転倒する方もいるかも

やはり、カーペットコートにはカーペット用シューズが一番安全ですね。

オールコート用シューズを使用するのに適したタイプの人とは?

上記でお伝えした特長を考慮すると、オールコート用シューズを使用するのに適したタイプの人はこんな感じの方向けになります。

・オムニコートでオールコートシューズを使用する方は?

横の動きを機敏にしない様な方が適しています。

サイドステップ等をしっかりおこなって、ボールを打つまでに細かい動きをいれるような

ボールに対して丁寧に準備していく方はオールコートシューズは使わないほうがいいでしょう。

ゆったりとした動きをとりつつ、多少の滑りを利用してプレーできる方はオールコート用シューズをつかっても十分かと思われます。

・カーペットコートでオールコートシューズを使用する方は?

これに関しては適した方って言い方はあまり使いたくないです。

やはり、カーペットコートでオールコートシューズはかなり動きが制限されてしまい危険であります。

それでも使用しても構わない方っていうのは、運動神経がいい方だと思います。

足にかかる負担を怪我がしない方向に逃がせるような方だったり、

足が引っかかって転倒しそうになってもバランス感覚がいい方などはそこまでの事故はおきないでしょうからまだマシです。

まとめ

・オールコート用シューズはすべての方が使えるけど本人のパフォーマンスを考慮して履き替えたい

・オムニコートでオールコート用シューズを使うのに適した方は、ゆったりと動きたい方

・カーペットコートではオールコート用シューズは極力使用しないようにする。

となります!

もしも、オールコート用シューズを用意するならヨネックスやアシックス辺りがおすすめできます。

ナイキは幅が狭いし、アディダスは踵部分が出っ張っている為、動きにくいです!

参考までにどうぞ!

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