ストロークをする前に・・・各グリップの名称・説明!

今回はテニスをするうえで基本となる「グリップ」のお話をしようと思います。

大昔にテニスの原型となったスポーツにはラケットはなく、自分の腕(正確には手の平だそうですが)でボールを打ち合ったそうですが、

現在のテニスはネットを挟んでラケットでボールを打ち合うスポーツです。当たり前ですが・・(笑)

この「自分の腕」から「ラケット」に変化したことによって考えなければならなくなったのは「握り方(グリップ)」ですよね。

たとえ「自分の腕」から「ラケット」に変わったとしても、今も変わらずボールを打ち合うスポーツですから

結局のところ、自分が扱うラケットをいかに「自分の腕」のような感覚に近づけれるか・・・だと思うのです。

もっと踏み込んでいうと「ラケット全体」が「自分の腕」だとしたら、「ラケット面」が「手の平」だと言えます。

なのでこれからテニスを始める人も、初めて間もない人も、

ラケットという道具は自分の腕の一部と考え(そうなるように頑張る!)、特に手の平の部分・・・ラケット面がどういう動きになっているかをしっかり見極めていければいいのかな。っと思います。

前置きが長くなりましたが、各グリップの説明をしていきます。

グリップは大きく分けて3種類

基本的には三種類のグリップがありまして、そこから好みにより微妙に握りをずらす人もいます。当然、名称も少し変わります。

また、各グリップを「厚い」や「薄い」と表現して呼んだりもします。
※「かなり厚めにラケット握ってるんですね~!!」とか(笑)

それとは別で、ラケットとボールが触れたときの表現の仕方に「厚い当たり」「薄い当たり」等といった言い方もありますので初心者の方は混合しないように注意してください。
※「いや~、どうしても薄い当たりになっちゃうんだよな~。厚く当てたいわ~」とか!
↑これはさて置き・・・

三種類の名称とストローク時の特徴です。

コンチネンタルグリップ

薄いグリップとも呼ばれています。
低めの位置にあるボールにはパワーを伝えやすく、高めの位置にあるボールにはパワーを伝えにくい。
手首の自由度が高いのでリーチが長い。
フラット系(回転のすくない球)やスライス系(逆回転)のショットが打ちやすい。

イースタングリップ

薄めのグリップです。
フォアハンドストロークの打球時のラケット面と手の平が同じ向きにあることから初心者はラケット面が意識しやすい。
高めの位置にあるボールはコンチネンタルグリップよりもパワーを伝えやすい。
低めの位置にあるボールも打ちやすい。
リーチも長い。
フラットドライブ系(順回転)のショットが打ちやすい。

ウエスタングリップ

厚めのグリップです。
高めの位置にあるボールにもパワーを伝えやすいが低めの位置にあるボールはやや打ちにくい。
リーチが短い。
フラットドライブ系からスピン系(強烈な縦回転)のショットが最も打ちやすい。

ウエスタングリップの派生型

セミウエスタングリップ

ウエスタングリップを少しイースタングリップ寄りにしたグリップです。
イースタングリップとウエスタングリップの特徴を足したようなグリップです。

フルウエスタングリップ

ウエスタングリップの特徴であるパワーとスピン系を更に特化させたグリップです。
低めのボールが更に打ちにくく、リーチが更に短い。
僕は学生時代にこのフルウエスタングリップにロマンを感じたので一時期取り組んでましたが、いろいろあってやめました(笑)

以下、表にまとめてみました。あくまでも目安です。

一覧表

グリップ名称 打ちやすい高さ 胴体からボールとの距離(リーチ) 前後の
打つ位置
適したショット
コンチネンタル
(薄い)
ふくらはぎ~腰 ☆遠め 後~横 スライス
フラット
イースタン
(薄め)
膝~腹 ◎やや遠め スライス
フラット
フラットドライブ
セミウエスタン
(標準)
太股~胸 ○普通 横~前 フラット
フラットドライブ
スピン
ウエスタン
(厚め)
腰~肩 △やや近め フラットドライブ
スピン
フルウエスタン
(厚い)
腹~肩上 ×近め 前~ 超スピン

結局、どのグリップがいいのか?

自分がテニスをする目的をはっきりさせてるとグリップを決めやすいかもしれませんね。
僕はコーチになると決めたときからコンチネンタルグリップを練習し続けました。
理由は、生徒にとってまずはラリーしやすい球を返球出来るようにする為でした。
スピンがかかりすぎてると打ち返しずらいですよね。

試合に出て勝ちたい!とかであれば厚めのグリップのほうがいいかもしれません。

どのグリップにも一長一短があるので一概には言えませんが(いきなりフルウエスタンはやめたほうがいいが)
扱いやすいイースタングリップやセミウエスタングリップあたりから始めてみて、慣れた頃にいろいろなグリップを試してみるのもいいと思います。

読んでいただきましてありがとうございます!!

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