テニス肘の症状と治療法を徹底解説!!

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テニス肘とは、上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)と呼ばれる病気で、手首に負担がかかった時、前腕にかけて痛みが起こります。

最近趣味でテニスを始めたんだけど、肘が痛くてテニスが出来ない・・・

テニス肘を治療して心置きなくテニスがしたい。

と、悩んでいませんか?

趣味に没頭できないって本当につらいですよね。

この記事ではテニス肘の症状と治療方法を徹底解説していきます。

今回の記事を読むとわかること
・テニス肘の痛みが出やすい日常動作
・テニス肘の色んな治療方法
・テニス肘にならない予防法

最後まで見ていただければ、自分に合った治療法が見つかり、普段どうテニス肘と向き合えばいいのか理解できると思うので、ぜひ参考にしていってください。

この記事の著者
現役のテニスインストラクターをしています。
僕も職業柄テニス肘には気を付けています。

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目次

テニス肘の症状を徹底解説

テニス肘の症状としては、何もしていない時にズキズキと痛むことは基本的にはありません。

手首を反らしたり、腕を曲げたり捻ったりすると痛みを感じます。

また、テニス中においてはフォアハンド側で痛かったり、
バックハンドの時だけ痛むとか様々です。

テニス肘を早く治すためには、基本的には肘に痛みを与えないことがとても大事になってくるので、テニスは極力控えるようにしつつ、日常からも気を付けなければいけません。

では、普段どういった動きをすると肘に痛みが出るのでしょうか?

日常生活の中で痛みが出やすい動きを箇条書きでまとめました。

  • タオルや雑巾を絞るとき
  • ドアノブをひねったとき
  • カバンや重たいものを持つとき
  • ペットボトル蓋を開閉するとき
  • 家事全般
  • 子供を抱っこするとき

他にも注意しなければいけない動作はたくさんあるので、普段から意識するようにしましょう。

利き腕は極力使わないようにしたり、寝るときに利き腕を下にしない。などの対策を立てるのもいいかもしれませんね。

テニス肘の治療方を徹底解説

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初期段階のテニス肘であれば、先ほど紹介したように日常から負荷を掛けないように気を付けていれば、80%は自然に治りますがすでに慢性化してしまっている人は、治療が必要になってきます。

治療にも様々な治療方法があるので、どの治療が自分に合っているか一つ一つ解説していきます。

①湿布で冷やす

外面を触って熱がある場合は、湿布で冷やすことが大事です。

熱がなく、テニス肘が慢性化している場合、冷やすのは逆効果なので注意してください。

②ステロイド注射

何もしていないのに痛む場合は、ステロイド注射をすることも多いです。

痛みがある個所に直接治療薬を注入することで、痛みが治まります。

ですが、痛みが再発することもあります。

その度に何度もステロイド注射を繰り返すと、組織を脆くさせてしまうといったリスクがあるのでステロイド注射の多用はおススメできません。

③薬治療

非ステロイド性抗炎症薬という飲み薬です。

症状が軽い場合、非ステロイド性抗炎症薬を飲むことで症状が改善されます。

ただし、副作用がでてしまうこともあるので長期にわたり使用することはおススメできません。

④リハビリテーション

足りない筋肉をつけるために、テニス肘に適した筋力トレーニングやストレッチを行い、痛みをなくしていきます。

ステロイド注射みたいに即効性はないですが、リスクが少なくてテニス肘に適した治療法です。

⑤体外衝撃波治療

体外衝撃波治療は、患部に衝撃波を照射する治療です。

効果としては血管再生を促進させ、損傷した組織の治癒により痛みをなくしてくれます。

ステロイド注射や薬で症状が改善されない人が体外衝撃波治療を行うことが多いです。

⑥外科手術

内視鏡を用いて行う手術になります。

肘の外側を切開して、腱の組織を切除する方法で手術を行います。

90%症状の改善が期待されます。

テニス肘の予防方法を知ることで再発を防ぐ

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テニス肘が治った。といっても、また再発してしまうと意味がないので、しっかりと予防方法を理解し、こまめに予防対策をしていくようにしましょう。

具体的な予防方法として以下のことがあげられます。

①肘、手首にリストバンドやテーピングの着用

リストバンドは衝撃を吸収してくれるので、肘や手首にかかる負荷を和らげてくれるのでとてもおすすめです。

いろいろな種類があるので、どれが自分に合うか試してみるのもいいですね。

②ストレッチをする

ストレッチはいざ運動する前だけでなく、日ごろからストレッチを取り入れておくと、疲労の蓄積を防ぎ、回復力アップにつながります。

適切なタイミングで正しいストレッチを行いましょう。

③アイシングする

激しめの練習後に、手首、腕に熱がある場合は正しいアイシングをすることで疲労の蓄積を防ぎ、テニス肘の予防をすることができます。

スポーツする人はアイシング道具を持っておくといいでしょう。

④テニスガットを張り替える

僕が経験してきた中で即効性があって効果が高かったのは、テニスガット(ストリング)を張り替える事でした。

人によっては長い期間張り替えてなかったり、
比較的テニス肘になりやすいような「硬い種類のガット」を使用してたり、
やたらとガットを張る強さ(テンション)を高くし過ぎてたりです。

僕は以前、安いポリエステルのロールガットを購入して使ってみたのですが、
一日レッスン仕事をしただけで肘がかなり痛くなってきました。

その安いポリエステルガットはその日の内に張り替えて柔らかいタイプのガットにしたら痛みは全くなかったです。

そのくらいガットは重要だと、テニスインストラクターをしてる僕は思います。

ちなみに柔らかいガットは

・バボラのエクセル

・ヨネックスのエアロンスーパー辺りが高すぎずおススメです。

テンションは45ポンドくらいに下げてしまった方がいいかと思います。

⑤テニスラケットに振動止めを付ける

テニスされる皆さんも振動止めは付けてると思います。

でも実は振動止めには色んな種類があって、目的に応じて使い分けた方がいいのです

テニス肘だったり、手首に違和感のある方は基本的にワンポイントの振動止めよりも

ワーム型(細長い対応)の振動止めをつけることをお勧めします

何故かというとワーム型の方がガットを広ーく受け止めてるので振動を吸収しやすいんです。

肘に違和感が出始めた方、すでに痛めてる方は試してみる価値ありです。


まとめ

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今回、「テニス肘の症状と治療法の徹底解説」をテーマにやっていきましたが、いかがだったでしょうか?

まとめとしては、

  1. テニス肘の症状は、手首を反らしたり曲げたりすると痛みがでてしまう。
  2. 初期段階症状なら、日常生活の動作から気を付けて、痛みを最小限に抑えておけば80%は自然に治る。

治療方法は、

  • 湿布で冷やす
  • ステロイド注射
  • 薬治療
  • リハビリテーション
  • 体外衝撃波治療
  • 外科手術

一日でも早くテニス肘を改善し、心置きなく趣味のテニスに没頭できるようになっていただければ幸いです。

最後までご覧になっていただきありがとうございました。

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